2010/01/28
グラミー賞に輝くシンガー・ソングライターでTHE WALLFLOWERSの創始メンバーでもあるJAKOB DYLANが、4/6に2作目となるソロ・アルバム『WOMEN AND COUNTRY』をCOLUMBIA RECORDSからリリースする。
全11曲を収めたこのアルバムは、THE WALLFLOWERSの1996年のアルバム『BRINGING DOWN THE HORSE』と、そこから生まれたヒット・シングル「HEADLIGHT」のプロデュースを手掛けたT-BONE BURNETTと再びタッグを組んだ作品だ。
また、この新作にはオルタナティヴ・カントリー・シンガーのNEKO CASEとKELLY HOGANが参加し、全8曲に渡ってそのヴォーカルを披露している。特にカナダのインディー・ロック・バンドTHE NEW PORNOGRAPHERSのメンバーでもあるCASEは、2009年にソロ・アルバム『MIDDLE CYCLONE』をリリースし、全米アルバム・チャートで初登場3位を記録。今年のグラミー賞には2部門にノミネートされている注目株だ。
そして今回DYLANをバックで支えるのは、MARC RIBOT(ギター)、DAVID MANSFIELD(バイオリン、マンドリン)、KEEFUS CIANCIA(キーボード)という顔ぶれのBURNETTが擁する屈指のセッション・ミュージシャンたちで、全11曲を通じてその力量を発揮している。
2008年にリリースしたDYLANのソロ・デビュー作『SEEING THINGS』は、高い評価を集めたアコースティック・ソングを多数収録し、彼の曲作りにおける内省的かつプライベートな部分を見せ付けるアルバムだった。そして今回のニュー・アルバムでは同じ路線を辿りつつも、CASEやHOGANの豊かなハーモニーとBURNETTならではのアメリカン・ルーツ・ミュージックが前面に押し出されており、DYLANのサウンドを新たなレベルへと押し上げている。
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